冬至の日に地球防衛について考えるチーム作り
皆さんは、小惑星探査機「はやぶさ2」を知っていますか。
2020年小惑星の「りゅうぐう」に着陸して、貴重な岩石を日本に持ち帰りました。この日本の高い宇宙技術に対して、世界中が絶賛しました。この「はやぶさ2」は、その後も飛行を続け、今度は、「地球防衛(プラネタリー・ディフェンス)」の任務にあたる技術の獲得に動くとのことです。
これは、地球に衝突しそうな小天体に探査機をぶつけて、軌道を変えるという、まさに映画かアニメでの世界のような技術を獲得するのだそうです。すごくないですか?
さて、夏休み以降、熊谷東中では、たくさんの行事がありました。
9月の体育祭。10月は、前期から後期となり、新しい学級の体制となりました。1・2年生中心の新人戦も行われました。10月末には、東雲祭がおこないました。12月、2年生は職場体験。3年生は定期テスト、中3テストなど数多くのテストと進路決定に向けた面談を行いました。
これらの行事を通して、皆さん一人一人だけでなく、クラスや学年が、大きく成長してきたことと思います。
1つの集団が成長(熟成)する過程を4つに分類するという研究があります。
形成期 → 混乱期 → 規範期 → 生産期
この4つを見て、どのようなイメージをしますか?皆さんの現在のクラスはどこですか? 行事を1つとっても、この4つはイメージできると思います。今のクラスは、残り3か月と考えれば、規範期(混乱を経験して乗り切る過程でさまざまな役割やルールができる)を経て、生産期となるのだと思います。
今日は、12月22日、冬至です。一年で最も昼の時間が短くなる日です。同時に夜の時間が最も長くなるということです。校長先生のうちでは、冬至にカボチャを食べたり、柚子湯に入ったりする風習があります。 2023年もあと9日となりました。
皆さん、よいお年をお迎えください。
令和5年12月22日
校長 清水 利浩