何事もふだんが肝心
校長 清水 利浩
中学校に入学して1ヶ月、毎日が初めてのことばかりの中、本気で頑張る君たちの姿をたくさん目にしています。
教室の黒板の上に「正しい判断力とたくましい実践力をもった東中生を育成する学校」という掲示があるはずです。毎日の学校生活で、「志高く」の実現に向けて、どう突き進むかを示したものです。
さて、林間学校の準備の段階において、「正しい判断を求められる場面」と「たくましい実践力を発揮する場面」がたくさんあったはずです。これからも、多くの場面で、このことが求められます。先生や仲間と課題に対する解決策をしっかりと話し合い、さまざまな場面を切り抜けてください。林間学校の成功は、林間学校の3日間だけではありません、すでに林間学校は始まっています。そして、林間学校に行ってきてからどれだけ君たちが成長できるかだと思います。
もう一つ、君たちの成長に向けて、最大限に発揮できるように頑張っている人たちのことを忘れてはならないことです。おうちの方々の手助けに気づいていますか。宿舎の方々や旅行業者の方々、そして毎日、林間学校に向けて遅くまで準備している先生方の存在があることを。自分たちのために何かしてくれていることを感じたら、感謝の気持ちを言葉にできるようにしましょう。
「何事もふだんが肝心」です。遠慮することなく、精一杯頑張ってください。