ベニ子のこと、新人戦のこと
校長 清水利浩
熊谷東中学校の周りの田んぼの稲穂が、黄金色に輝いています。校歌にもある「黄金の波が寄せてくる」風景を見ることができます。登下校時、ちょっと気にしてみてください。
校長先生からは、2つのお話をします。1つ目は、9月25日朝、ベニ子が天国に旅立ちました。熊谷東中学校で30年あまり、生徒、先生方、地域の方々の人気者でした。今、ベニ子は、ベニ子池の東の丘の上に静かに眠っています。生徒会本部、また、環境委員会をはじめとして多くの委員会、学級でベニ子に感謝の気持ちを表すことを考えるのもよいかと思います。3年生中心に先生方と計画してみてください。
2つ目は、新人戦の地区予選がおこなわれています。1,2年生の運動部活動の大会です。見事、県大会出場を決めた部活動、おめでとう! 目標とする結果が伴わなかった部活動、でも全力でがんばりました。相手のあることです。思うようには行かないものです。さて、1,2年生のこれからの部活動に校長先生から3つの提案をします。もしかしたら、素晴らしい部活動になる、そして成果を挙げる秘訣となるかもしれません。1つ目、時間を大切にすること。2つ目、用具を大切にすること。3つ目、声を出すことです。1つ目の時間を大切にすることです。これからの季節、日が短くなります。だらだらしていたらすぐに時間が過ぎてしまいます。今日は何をするのか、集まった人から活動を開始できる計画を顧問の先生と立ててください。2つ目の用具を大切にすることです。自分の使っている用具、部共有の用具、ボールや器具、グランドの整備も含めて大切にすることです。これは、自分の心も磨くという意味でぜひお願いします。3つ目の声を出すことです。新人戦で自分から声を出せなかったという人も多いのでは。私は、声には、3つの種類があると思います。①仲間を励ます声、②集団を動かしたり、まとめたりするコーチングの声、そして、③自分を高める声があります。3つのプラスの声で、緊張がほぐれます。ぜひ、声を出すことができる部活動を作ってください。
さぁ、「何事もふだんが肝心です」。日々の活動を、市内トップの素晴らしい活動を!県内トップのとびっきりの活動を目指そう!