避難訓練・一斉下校
校長 清水利浩
避難訓練。本日は、地震、火災発生、そして校庭へ避難という流れでした。地震は、いつ何時発生するかわかりません。日本の太平洋近海には、複数のプレートが集まり、地震の巣と言われています。「南海トラフ巨大地震」、東日本大震災クラスの地震(マグニチュード8~9クラスの地震)が、今後 30 年以内に発生する確率は 70~80%と言われています。直接の関係があるのかわかりませんが、1月1日の能登半島地震、そして、先日は、関東地方近海でも震度5強の地震が発生しています。
さて、地震が起きた時、まず、自分たちはどのような行動をとるのか。自分の身を守るために何をしなければならないのか。パニックにならないようにするために避難訓練を行っています。皆さんの教室の太い柱と耐震補強の鉄骨をみれば、慌てる必要はありません。
震度5弱で、施設設備の安全が確認されれば、授業を継続します。安全が確認できない場合は、地区別に一斉下校となります。ですから、今日の地区別の一斉下校は、通学路の確認、危険箇所の確認とともに、地震などの自然災害など有事の際には非常に大切になります。
震度5強で、保護者または事前に提出してある「引き渡しカード」を活用し、引き渡しとなります。それまでは、学校で待機となります。さらに震度5以上で、避難所が開設されます。熊谷東中学校も避難所となります。まずは体育館、そして場合によっては教室となります。当然、皆さんも避難となります。ぜひ、皆さんも避難する側になりますが、ぜひ、皆さんは、中学生でもできることを考え、避難所のお手伝いにまで機転を利かせてください。「日本一暑い熊谷からのぽかぽか支援」をしてきた皆さんだからこそできるはずです。
令和6年4月15日